FXのチャートの見方が分からない人向け!チャートの見方を徹底解説します!

基礎知識

世の中には様々な資産運用の方法がありますが、その中でもFXは株式と同じくらいメジャーな資産運用方法で、実際に実行しているという人も多いのではないでしょうか。

FXで少しでも勝率をアップさせて確実に資産を増やしたいというのであれば、チャートの見方を理解することが必要不可欠になります。

 

ここではFXのチャートはどのように見るべきなのかについて詳しく解説していきます。

 

チャートの見方が分かると価格の予想が出来ます

 

FX初心者だけではなく、ある程度経験を積んでいる人の中にもチャートの見方があまりよくわからないという人がいます。

チャートをしっかりチェックすることによって売り買いのタイミングを見極める事こそが勝敗を大きく左右するといっても過言ではないほど、チャートを見るというのはとても重要なことです。

 

なぜかというとチャートを見ることによってその為替の過去の値動きが一目でわかるからです。

過去の相場の値動きを知る事によってこれから先、その為替がどのように価値が変動するかについて予想が立てやすくなります。

 

予想を建てることができれば、その為替は売ってしまったほうが良いのか、それともそのまま保持すべきなのか、今が売り時なのかの判断が正しくできるようになります。

 

もしチャートを正しく見ることができなければ勘に頼るしかありません。

しかし勘に頼って売り買いをするというのは勝率の悪い博打をしているようなものです。

 

チャートを正しく見ることができればチャンスを逃すことが無くなる以上に、危険な相場をいち早く察知することができるようになります。

 

投資の基本は「負けないようにする」こと

 

投資を続けていくうえで基本となる考え方とは何かと問われれば多くの人は「いかにして利益を出すか」と答えるかもしれませんが、これは大きな間違いです。

投資をしていくうえでの基本的な考え方として最も正しいのは「負けないようにする事」です。

 

いくら大勝ちしても、そのあとで危険を察知できずに大損してしまえば大勝ちして得た利益が全て台無しになってしまいます。

あずきたん

しかしいち早く危険を察知してその危険を回避するような投資を続けていれば資金が底をつくことはありません

 

資金が底をつくことなく投資を継続できていれば必ず利益を得られるチャンスは訪れるでしょう。

FXでチャートをしっかり見ることができれば負けないようにすることができて、利益を得ることができる可能性はずっと高くなるという訳です。

 

まずは3種類のトレンドについて理解しておこう

 

FXのチャートを見る際には必要な基礎知識というものがあります。

まずは3種類のトレンドについて理解するようにしましょう。

あずきたん

トレンドを理解することによってその為替が現在どういう状態になるのかが判別できるようになります!

 

3種類のトレンド
  • 上昇トレンド
  • 下降トレンド
  • レンジ

 

上昇トレンド

上昇トレンド

 

まず「上昇トレンド」は文字通りその為替の価値が上昇している状態で、多少の上下はありますが、全体的に見ていくとチャートは右肩上がりの状態になっている状態が上昇トレンドに当てはまります。

 

下降トレンド

下降トレンド

 

次に「下降トレンド」は上昇トレンドとは逆で、チャートの線を全体的に見ていくと右肩下がりにある状況です。

下降トレンドの状況にある為替は保持している人にとってはあまり良くない状況であり、その為替の購入を検討している人にとっては価値が下がっているので安く購入できるチャンスだといえるでしょう。

 

レンジ

レンジ

 

最後に全体的に見るとチャートの線が水平状況にあると「レンジ状態」という事になります。

この状態の為替はそれほど価値の変動はないと判断して良いでしょう。

 

FXチャートの種類は3種類

 

チャートには大きく分けて3つの種類があり、それぞれに特徴があります。

FX初心者にもオススメできるのは「ローソク足」です。

 

ローソク足

ローソク足

 

ローソク足では「始値・高値・安値・終値」といったチャートをチェックするのに必要な要素が全て表示されるので、その為替のトレンドの転換点をつかみやすいというメリットがあります。

 

その結果、トレンドが上昇に向いていればそれに載って利益を得ることができますし、逆に損失を予測して早めにその為替を売却する、「損切り」の判断もつけやすくなります。

 

初心者だけではなく、普段仕事をしていてチャートを一日中チェックできないという人も、ローソク足を見れば一日の値動きの上がれはだいたい把握できます。

 

バーチャート

バーチャート

 

「バーチャート」はある程度相場を見極める知識がついてきたときに利用すると良いでしょう。

ローソク足と同様に一日の値動きを確認できますが、中には3本値といって、始まりの値段が表示されないものもあるため注意が必要です。

 

ラインチャート

 

最後は「ラインチャート」と呼ばれるチャートで、これは終値だけを結んだ単なる折れ線グラフで値動きを表示しています。

ラインチャートにはシンプルで平均的な相場の動きやトレンドが分かりやすいというメリットがある一方で、高値と安値を利用したトレードがしたいという人には向かないというデメリットがあります。

 

以上がチャートの種類になりますが、日本ではほぼすべての人が1番目に紹介した「ローソク足」を利用しているので、ローソク足の見方さえ覚えておけばFXのチャート表示で困るようなことはないでしょう。

 

チャートの見方における基礎知識

 

ここでは実際にチャートを見るうえで必要となる知識について解説します。チャートには横軸と縦軸がありますが、どんなチャートの種類であってもすべて縦軸は「為替の値動き」を、横軸は「時間」を表しています。

例えばアメリカドルを購入してFXをやっていたとしましょう。

 

日本円チャートの場合、縦軸の上に行けば行くほど円安傾向にあることになり、逆に縦軸の下に行けば行くほど円安傾向にあることになります。

そして横軸の左に行けば行くほど過去のチャートが表示されていることになります。

 

チャートの時間足について

 

次にチャートには様々な時間軸があることも知っておく必要があります。

ローソク足ではローソク足が1本確定する時間が決まっています。

 

開いているチャートが1時間足の場合、1時間ローソク足の形が変化しながらローソク足が形成され、0分になったタイミングでローソク足が確定し一つ右のローソク足が新たに生成され始めます。

あずきたん

1分足の場合は1分ごとにローソク足が右に移動していくよ!

 

当然チャートの時間軸の単位が変われば表示される時間間隔も値動きも大きく異なります。

自分がどういった頻度で取引をするのかによって最適な時間軸は変わってくるでしょう。

 

チャートを見るときの注意点

 

これまでの事をしっかり頭に入れておけばチャートはある程度見ることができるようになりますが、特に初心者はチャートをただ眺めるのではなく、実際に線を引いてみたり、インジケーターを入れてみるようにしましょう。

そうすることにより、よりその為替の値動きを理解しやすくなります。

 

まずは初心者から上級者まで利用する、移動平均線を入れてみることをおすすめします!

【FX】移動平均線を使ったトレード手法12選

2019年11月14日

 

最初のうちは引き方が分からないかもしれませんが、チャートを見て上昇傾向にあるか、下降傾向にあるかが分かるような線を引くだけでも十分です。

そして、これはチャートを見るときの注意点に限ったことではなく、投資をするときそのものの注意点になりますが、損切りのラインは取引をする前に必ず決め、そのラインを変えることは決してしないでください。

あずきたん

FXを継続するためには損失をいかに抑えるかが必要不可欠です!

 

さいごに

ここまでFXのチャートの見方について解説してきました。

投資はとにかくいかに損失を抑えるかが最も重要なので、FXをしていくうえで損失を抑えようと思えばチャートを正しく見る知識を身につけることは避けては通れないといっても過言ではありません。

 

初心者の人はこれまでの解説を見てもチャートの見方について完全に理解できないかもしれませんが、何事も練習を重ねることが大切です。

はじめはなかなか利益を出せないかもしれませんが、正しくチャートを見て判断することによって安定して利益を得ることができるようになります。