こんにちはあずきたんです。
今回は大衆心理についてご紹介していきたいと思います!
- FXにおける大衆心理とは何?
- 大衆心理を理解するとどうなるの?
是非この記事で大衆心理の考えを身につけて下さい!
執筆者:あずきたん
トレードにおける個人裁量は一切省き、徹底したテクニカル分析の過去検証と資金管理で数字からFXを分析。
自作インジケーターの「Azukitan Trend」を作成し、2024/10/23に1億到達。
今まで培ってきたFXの知識や経験を活かし、FXで勝ち続けるためのトレード手法や戦略をブログやX(Twitter)で発信しています!
大衆心理とは?

大勢の投資家が集まって形成される大衆心理は、FXにおいても重要となります。
なぜなら、FXで儲けるためには、2つの通貨を組み合わせた通貨ペアを売買するからです。
大口の機関投資家や金融機関のディーラーは大衆心理を利用して仕掛けてくるので、正しい判断をするためにしっかりと理解しておきましょう。
大部分の投資家は同じ心理で行動する
FXの為替相場は、リアルタイムで売買が行われています。
そのため、いかにも上に進みたがっているなどの値動きによって、チャートやレートを見ている投資家が注文を出すのです。
何も考えずに直感的に売買の注文を出した場合、その他の多くの投資家と同じ判断になりやすく、そのまま大衆心理に巻き込まれます。
投資運用で利益を出している投資家が少数にとどまっている理由として、この大衆心理による影響も大きいです!
現実の多くの場面では、困った時に助け合えることから他の人と一緒に行動した方が心強いです。
しかし、個別に結果が出る投資運用においては、自分の敗北につながる可能性が高くなってしまいます。
その理由は、FXでは大衆心理を逆手に取った値動きが定期的に発生しているからです。
初心者はまず少額でトレードを繰り返して、大衆心理を具体的に知っておくことが大切になります。
自分の心理を自覚することが第一歩
できる投資家は、チャートの分析や重要な発表の確認とは別に、トレードによる自分の心理状況の変化を常にチェックしています。
今の自分が熱くなっているのかどうかを客観的に把握して、ムダな取引を避けるために相場との距離を上手く調整しているのです。
FXは世界規模の心理戦でもあるため、安定して勝つためにはメンタルコントロールが欠かせません。
混乱したままでは、世界的に有名な投資家ですら初心者のようなミスで大損になるのがFXです。
仮にFXで大衆心理に従ったら、トータルでは赤字になる確率が高いです。
自分の気持ちに対して忠実にトレードしているだけでどんどん資産が増えることは稀で、だいたい連勝して調子に乗った後に大損というオチになります。
大衆心理とは別の観点を持てる、心身ともに万全の状態でのみトレードすることも、FXで成功するためのポイントです。
大衆心理を読み取る方法

FXの大衆心理を読み取る方法は、チャートの形状とテクニカル分析の裏読みの2つです。
どちらも長く投資運用を続けていく際に必要となるスキルで、基本を知っておくだけでもかなり役立ちます。
大衆心理を踏まえた立ち回りによって、FXがお金を増やす手段の1つになるのです。
チャートの形で大衆心理を理解
チャートと大衆心理を組み合わせると、トレードにおける上下の重要なラインが見えてきます。
大きく下がっていて目先で反発ぎみならば、まだ下がると信じて粘っている売りポジションの投資家たちが大勢いると分かるのです。
売りポジションで混雑しているエリアは、直近の高値を少し更新しただけでも損切りで一気に暴騰する可能性があります。
為替レートを動かせるほどの資金力があるヘッジファンドは、大衆心理を活かして儲けています。
節目を抜いてもアッサリと戻すなどの投資家を惑わせる行動をして、その混乱によるパニック売買を上手く利用しているのです。
チャートの形で世界中が注目しているラインを知るだけではなく、わざとFXのセオリーを壊して心理戦を仕掛けてくる勢力もいることも頭に入れておきましょう。
分析結果を別の角度からチェック
テクニカル分析の売買シグナルに従っているのに勝てないケースでは、FXの大衆心理が原因になっている可能性が高いです。
信頼性の高いテクニカル分析はまさに大衆心理の1つで、過信しすぎると足元をすくわれます。
早い損切りを心がけていたら、ポジションを切ってから含み益の方向へ戻っていったというのが、よくある失敗パターンです。
大衆心理で負けないために、テクニカル分析は参考情報ぐらいの扱いにしておきましょう。
チャートの形がどうなっているのかを同時にチェックすることで、より高精度のトレード判断を行えます。
MACDなどのダイバージェンスのように値動きとテクニカル指標が不一致になる場面では、多角的に検討することでトレンド転換のタイミングも掴めるのです。
大衆心理を理解すると損失を減らせる

大衆心理を理解すると、FXのストレスと損失を大幅に減らせます。
なぜなら、多数が負けているエントリーポイントを避けて、自分の資産を守れるからです。
少し忍耐強く待つだけで損小利大を実現できることを覚えて、投資運用の負け組から抜け出すことをおすすめします。
危険なポイントを避けられます
投資家は動き終わってから判断するケースが大部分で、その集合体が大衆心理です。
ゆえに、いかにも特定の方向に進みそうなタイミングは、かなり危険なポイントになります。
大衆心理に振り回された投資家がどんどん損失を増やしている事実を知っておけば、慎重に行動することが可能です。
最初から上手く回避するのは難しいため、ある程度は勉強代として相場に支払う姿勢で臨みましょう。
大きな値動きに早く飛び乗りたいのが大衆心理の正体で、まだ相場の方向性が定まっていない時に希望的な観測だけでエントリーする投資家が後を絶ちません。
しかし、大衆心理を熟知しているベテランは、ちょっとした値動きだけで右往左往する投資家たちを後目に、FXで勝ちやすいタイミングをひたすらに待っています。
FXを休んでリフレッシュできる
大衆心理に引っ張られそうな状態では、FXを休むことが最善です。
どれだけ優秀な投資家でも連続で勝負をしていては疲弊しきってしまうので、大衆心理でムダな取引が増えそうになったら素直に休みましょう。
たとえば、FXの主要な市場が切り替わることで、いったん大きな流れが落ち着いた状態になります。
FXを休むコツは、ポジションと注文を出さないことです。
仕掛けがあると為替レートが気になってしまう上に、想定外の値動きで損失を出してしまうので、十分に注意しなければいけません。
為替相場は平日ならいつでも動いているため、自分の消耗を最小限にしながら絶好のタイミングまで休むことも覚えておくべきです。
相場は逃げないので、自分のペースで無理をせずに取り組みましょう。
大衆心理をトレードに活用する

FXで大衆心理を活かしたトレードをする方法は、下記の2つです。
長期のトレンドはエントリーポイントが少ないので、基本的に短期トレンドを狙います。
ポジションの長期保有で含み益を大きく伸ばしていく場合には、日足などで全体のトレンドも確認するべきです。
大衆心理と逆の短期トレンドを狙う
大きく上に伸びたから買うと大衆心理に引っかかるので、為替レートが伸びきった時点で短期の戻りを狙いましょう。
戻りの短期トレンドを切り取るメリットは、すでに完成しているチャートを目安にトレードを行えることです。

直近の高値をさらに抜いた場合には損切りと分かりやすく、大衆心理を利用する側に回れます。
どのような地合いでも使えるため、一定期間で与えられたノルマを超える必要があるプロのディーラーも短期の戻りで利益を積み上げています。
週足で偏った時に平均値への戻りを狙う
週足のチャートで売買が偏った時には、大衆心理としても極端な状態になっているから狙い目です。
チャートは平均値へと戻りたがるので、証拠金維持率に注意しながら戻り方向へのスイングトレードを行いましょう。
目先では大衆心理に逆らったポジションになりますが、全体のトレンドに対しては順張りです。
大きなトレンドで戻りを狙う方法はFXの初心者でも簡単に実践できる反面、週足のチャートで極端な位置になるまで待つ必要があります。
どちらかの方向に進むと大部分の投資家が思い込んだ状況では、大衆心理を利用した仕掛けが発生しやすくなるので気をつけましょう!
この2つはあくまで一例に過ぎない
ここで紹介した2つのトレード方法はあくまで一例に過ぎません(正確には二例?)
これ以外にも大衆心理を利用したトレード方法は無数に存在します。
是非大衆心理を身につけ、あなただけのトレード手法を確立して見て下さい!
そんな悩みをこの記事で解決して行きたいと思います!