FXトレーダーの皆さん、ポンド円のトレードで思うように利益が出せないって悩んでいませんか?
「ボラティリティが高すぎて怖い」「長期トレンドがよくわからない」なんて声をよく聞きます。
この記事を読めば、ポンド円の特徴を徹底的に理解して、爆益を狙えるトレンドフォロー手法をマスターできます。
この記事は、こんな人におすすめです💡
- ポンド円のボラティリティに振り回されている初心者トレーダー
- 長期的なトレンドを活かしたトレード手法を学びたい中級者
- ポンド円の特徴を活かして利益を最大化したいベテラントレーダー
ここでは、ポンド円の5つの重要な特徴を詳しく解説した上で、それらを活かしたトレンドフォロー手法をご紹介します。
これらの手法は、実際のトレーダーたちが何年もの経験で培ってきたものばかり。理論だけじゃなく、実践的なテクニックも盛りだくさんです。
この記事を読んで、ポンド円の特徴を完全に理解し、爆益を狙いましょう!
執筆者:あずきたん
トレードにおける個人裁量は一切省き、徹底したテクニカル分析の過去検証と資金管理で数字からFXを分析。
自作インジケーターの「Azukitan Trend」を作成し、2024/10/23に1億到達。
今まで培ってきたFXの知識や経験を活かし、FXで勝ち続けるためのトレード手法や戦略をブログやX(Twitter)で発信しています!
ポンド円の特徴4選
さて、まずはポンド円の特徴を押さえていきましょう。
ポンド円って、クセがあるけど魅力的な通貨ペアなんですよね。その特徴を知らずにトレードすると、思わぬ落とし穴にはまります。
では、ポンド円の5つの重要な特徴を見ていきましょう。
ポンド円の特徴💡
- 高いボラティリティ
- 経済指標への敏感な反応
- 政治的イベントの影響を受けやすい
- 長期的なトレンドの形成
これらの特徴は、ポンド円トレードで勝つか負けるかの鍵になります。
なぜこの5つの特徴を押さえることが大切なのか?
それは、これらを理解することで、ポンド円の動きを予測しやすくなるからです。
予測精度が上がれば、当然利益を上げるチャンスも増えるわけです。
具体例を挙げると、2016年のBrexit(イギリスのEU離脱)の際、ポンド円は一時的に急落しました。
この時、ポンド円の政治的イベントへの敏感さを理解していた人は、大きなチャンスをものにしたんです。
これから各特徴を細かく見ていきますが、最終的にはこれらの特徴を総合的に活用できるトレーダーになることが目標です。
一つ一つ、じっくり理解していきましょう!
高いボラティリティ
ポンド円といえば、その激しい値動きが特徴的です。
でも、具体的にどれくらい動くの?って思いますよね。
ポンド円は1日200pips動きます
具体的な数字で見てみます。
- 1日の平均変動幅:約150〜200pips
- ドル円の平均が80〜100pips程度なので、約2倍のボラティリティ!
- 年間の変動幅:2000〜3000pips以上
- 2022年の例:約5000pips(151円台から178円台まで)
- 1時間の平均変動幅:20〜30pips
- 短時間でもガンガン動きます
ドル円と比べてもポンド円はかなり動くのが分かると思います。
ボラが高いと危険かもと思いがちですが、逆に考えるとこれだけ利益を出せるチャンスがあるんですよね。
他の通貨ペアと比較してみると?
通貨ペア | 1日の平均変動幅(概算) |
---|---|
ポンド円 | 150〜200pips |
ユーロ円 | 100〜150pips |
ドル円 | 80〜100pips |
ユーロドル | 80〜120pips |
見ての通り、ポンド円は飛び抜けて動きます。
この高ボラを活かすトレードに活かすには
- デイトレード:
- 例:ロンドン市場開始時に30pips幅のレンジブレイクを狙う
- スキャルピング:
- 例:5分足で10pips幅の小刻みな取引を繰り返す
- スイングトレード:
- 例:週単位で200〜300pips幅の大きな動きに乗る
でも、諸刃の剣なのを忘れずに。大きく儲かる可能性がある反面、大きな損失のリスクもあります。
初心者はリスクを抑えてトレードしよう
ポンド円でリスクを抑えてトレードするには💡
- ストップロスは最低でも50pips以上に設定
- レバレッジをドル円などに比べて低くする
- ポジションサイズは口座の2%以下に抑える
このダイナミックな値動きを理解して、上手にコントロールできれば、ポンド円のトレードも楽しくなってきますよ。
経済指標への敏感な反応
ポンド円って、経済指標の発表を聞いたら ビクッと反応する神経質な子みたいなものです。
この特徴、ポンド円でトレードする上で理解しておかないと一瞬で退場する可能性もあるくらいとても重要なんです。
なぜポンド円は経済指標に敏感なのか
2つの主要経済圏の通貨:イギリスと日本、どちらも世界経済に大きな影響力がある。そのため両国の経済状況が直接反映されやすい。
高い流動性:取引量が多いため、新しい情報にすぐに反応。
投機的な取引の多さ:ヘッジファンドなど大口投資家の参加が多い。
特に影響力の大きい経済指標トップ5
では具体的にポンド円に大きく影響する経済指標を紹介します。
- イギリスの利上げ決定:
- 影響度:★★★★★
- 反応:最大100pips以上の急騰も
- 日本のCPI(消費者物価指数):
- 影響度:★★★★☆
- 反応:30〜50pips程度の動きも
- イギリスの雇用統計:
- 影響度:★★★★☆
- 反応:発表直後に20〜40pips動くことも
- 日銀の金融政策決定:
- 影響度:★★★★★
- 反応:予想外の決定で100pips超の乱高下も
- イギリスのGDP:
- 影響度:★★★★☆
- 反応:四半期ごとの発表で30〜60pips動く傾向
この特徴をトレードに活かすには
まずは経済カレンダーをチェックしましょう。
あずきたんは毎週日曜日に翌週の重要指標をチェックしたり、取引前に当日の指標発表時間を確認してます。
指標トレードをするのか、しないのかしっかり決めておく
そして指標発表前後の注意点として、指標時にポジションを持つのか持たないのかしっかり決めておきましょう。
もししないのであれば遅くても10分前にはポジションをクローズしておくか、1時間前からはもうポジションを持たないようにしておく事が大切です。
指標トレードはリスクが高い
ちなみに指標トレードはかなりリスクが高いです。
利確幅が50pips以内の人は正直やらない方が良いです。50pips以内だと指標時に開くスプレッドと、指標発表後の乱高下で駆られます。
利確幅が100pips以上ならかなり重要な経済指標以外なら持ち越しても良いかなとあずきたんは思います。
結局のところ、この「経済指標への敏感な反応」って特徴は、準備次第で武器にも弱点にもなるので自分のトレードスタイルに合わせて対応しましょう。
政治的イベントの影響を受けやすい
ポンド円は政治ニュースのアンテナみたいなものです。
特にイギリスの政治には敏感で、ちょっとしたことにも反応します。
なぜポンド円は政治に敏感なの?
ポンド円が政治に敏感な理由は以下の通り。
- イギリスの政治的立場:
- EU離脱(Brexit)の影響が大きい
- 国際金融センターとしてのロンドンの地位
- 日本の政治的安定性:
- 長期政権が多く、急激な変化が少ない
- 相対的にイギリスの動きが目立つ
- 投資家の心理:
- 不確実性を嫌う傾向が強い
- 政治的な不安定さはすぐに売り材料に
正直なところファンダメンタルズを使わずに、テクニカルだけでトレードするのであればこのような要因は知らなくて問題ないです。
しかし、背景を知っておくだけでもニュースから相場がどっちに動くのかを予測出来たりすることもあるので、長期的にポンド円でトレードするのであれば軽く勉強しておくのが良いです。
過去の政治イベントとポンド円の動き
例えば過去にあった政治イベントではこれくらいポンド円が動きました。
- Brexit(EU離脱)関連:
- 2016年6月の国民投票:一晩で2000pips以上の暴落
- 離脱合意案の議会否決(2019年1月):600pips超の下落
- 首相交代:
- ボリス・ジョンソン首相辞任表明(2022年7月):数時間で300pips近い変動
- 総選挙:
- 2019年12月の総選挙:結果発表後に800pips以上の上昇
- 日英関係:
- 日英EPA(経済連携協定)署名(2020年10月):一時的に200pips程度の上昇
政治イベントは数百pips動くのは当たり前です。政治的要因で相場がどっちに動くかを知っていればその動きもトレードに活かす事が出来るので、重要なイベントがあったら必ずどっちに動くかを予測しましょう。
長期的なトレンドの形成
ポンド円って、短期的には激しく動くイメージがありますよね。
でも実は、長期的なトレンドもバッチリ形成するんです。この特徴を活かせれば大きく利益を出す事が可能です。
なぜポンド円は長期トレンドを形成しやすいの?
ポンド円が長期トレンドを形成しやすい理由は下記の通り。
- 両国の経済サイクルの違い:
- イギリス:景気変動が比較的大きい
- 日本:安定志向の経済政策
- 金利差の影響:
- イギリス:積極的な利上げ・利下げ
- 日本:長期的な低金利政策
- 政治的な安定性の差:
- イギリス:政権交代や政策変更が頻繁
- 日本:長期政権が多く、急激な変化が少ない
過去にあった長期トレンド
実際にあった長期トレンドを見てみても大きく値動きしているのが分かります。
- 2012年〜2015年の上昇トレンド:
- 期間:約3年
- 変動幅:約70円から約195円(12,500pipsの大上昇!)
- 2016年〜2020年の下落トレンド:
- 期間:約4年
- 変動幅:約195円から約124円(7,100pipsの大下落)
忍耐強く、かつ柔軟に。これが長期トレンドと付き合うコツです。一晩で大儲けは難しいかもしれませんが、じわじわと資産を増やすチャンスがここにあります。
ポンド円はトレンドフォロー手法で攻略する
さて、ポンド円の特徴をしっかり押さえたところで、いよいよ実践的なトレード手法に入っていきましょう。
今回は、ポンド円の長期トレンド形成という特徴を活かしたトレンドフォロー手法を紹介します。
長期トレンドがどっちなのか確認する
まずは長期トレンドがどっちに動いてるのかを確認しないと始まりません。
確認する方法は色々ありますが、初心者の方はシンプルに「75日移動平均線」を表示して、現在の価格がそれより上なのか下なのかを確認するだけで良いです。
エントリーは1時間足や15分足の短い時間を見る
実際のエントリーは短期足で確認しましょう。
例えば上昇トレンドであれば、短期足で価格が戻ってきたところで買いエントリーを入れるなど。
急な価格変動に飛び乗らずしっかりと価格が戻ってくるタイミングで入るのがコツです。
利益が出たらピラミッティングする
長期トレンドに乗る場合、利益が出てきたら徐々にピラミッティングするのがおすすめです。
利益が出てるということはトレンドの方向が合っているということ。
ピラミッティングで利益を伸ばしていきましょう。
具体的なピラミッティングのやり方は下記で紹介しています。
大きな波に乗れれば500pips取れる
実際にあずきたんも大きな下落トレンドに乗る事ができて、一週間で543pips取った事もあります。

大きな波に乗れると日頃の些細な負けを一発で取り返せるほどの強みがあるので、コツコツドカンと稼ぐ事が可能なんですよね。
トレンドフォローの注意点
トレンドフォローを行う上で下記は気を付ける必要があります。
- トレンド転換の見逃し: 定期的なトレンド確認が必須
- ニュースによる急激な反転: 重要イベント前はポジション縮小を検討
- レンジ相場での苦戦: 明確なトレンドがない時は様子見も大切
大きな波を見つけて、うまく乗りこなす。タイミングとバランスが重要です。
この手法、忍耐強さが求められますが、大きなリターンも期待できます。ポンド円の長期トレンドという特徴を最大限に活かしていきましょう。
まとめ
ポンド円は、FXトレードの中でも特徴的な通貨ペアです。高いボラティリティ、経済指標への敏感な反応、政治イベントの影響、長期的なトレンド形成、そしてクロスカレンシー特有の値動きという5つの特徴を持っています。
これらの特徴は、適切に理解し活用すれば大きなチャンスとなりますが、同時に高いリスクも伴います。特に、トレンドフォロー手法を使うことで、ポンド円の長期トレンドを活かした取引が可能です。
成功のカギは、徹底したリスク管理と市場分析、そして忍耐強さです。ポンド円取引は複雑ですが、その分だけ魅力的で報酬も大きい可能性があります。慎重に、しかし大胆に挑戦してみましょう。
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