TradingViewの使い方!有料と無料の違いやアラート設定のやり方を紹介します!

基礎知識

こんにちは、あずきたんです!

今回はあずきたんがいつも利用しているチャートツールのTradingViewについて使い方や特徴を紹介して行きたいと思います!

 

この記事でわかること

TradingViewとは?

TradingViewの使い方

TradingViewで出来る事

 

TradingViewは、ブラウザ上で使える海外発祥の高機能チャートで、一般的なチャートでは出来ない高度なチャート分析ができるだけでなく、有名なトレーダーをはじめとする他の人のトレード戦略などを見ることが出来ます。

さらに、TradingViewのユーザー同士では、チャットをすることが出来たり、チャットルームもつくることが出来ますので、コミュニケーションツールとしても利用することができるのです。

 

その他、ニュースや指標も見ることができトレードに必要な情報を漏れなく手に入れることが可能です。

インターネットが繋げる環境であれば、いつでもどこでも仮想通貨のチャートなどを見ることができるので、本格的なチャートツールとして申し分ありません。

あずきたん
では、TradingViewで具体的には何ができるのかを詳しく見ていきましょう。

 

 

インジケーターの表示

 

TradingViewのチャートでは、100種類ほどのインジケーターを表示することができます。

さらに、「公開ライブラリ」からは、他の人が作ったインジケーターやストラテジーなどを使うことができ、カスタムインジケーターを含めると8,000種類以上のインジケーターを使うことができるのです。

あずきたん
個人が作ったインジケーターも色々あります!

 

インジケーター表示のやり方

 

まず、インジケーターの基本的な使い方ですが、インジケーターを追加する場合には、チャートの画面上部にある「インジケーター」をクリック。

そこから、内臓もしくは公開ライブラリ・マイスクリプトのいずれかを選択します。

 

なお、パラメーターを設定する場合には、画面左上にある「設定アイコン」から行いましょう。

 

ラインの描画

トレンドラインの描画

 

TradingViewでは、多種類のトレンドラインを引くことができ、トレンドラインのほか13種類の線の描画ツールを選択することができます。

また、ラインの色・太さを編集できるほか、角度の記載・延長の有無などいろいろなアレンジを加えることができます。

 

なお、トレンドラインには、そのラインに対して「アラート設定」ができますので、条件を設定しておけば、ずっと画面に張り付いていなくても大事な場面でアラートが知らせてくれますので便利です。

 

アラートの設定

アラートの設定

 

TradingViewのアラート機能は、先ほどご紹介したラインへのアラート設定だけではありません。

価格水準などに関する単純なアラートの設定ができるのはもちろんのこと、トレンドラインの他にインジケーターの水準などにも設定が可能です。

 

この機能がめちゃくちゃ便利で、例えばRSIが30以下になったらアラート(Push通知やメール)を飛ばすみたいな事がプログラミングをする事なく設定できます!

(画像はRSIが30以下になったらアラートを通知する設定例)

 

トレンドラインを抜けるような動きやなど、特定のタイミングで自在にアラートを出すことができますので、自分が売買したいタイミングなどを逃さないので大変便利な機能です。

アラートの設定では、いつアラートを鳴らすかを決定する「アラートの発動条件」、「アラートの頻度の設定」、設定した時間がすぎると自動でオフになる「アラートの自動停止タイマー」、アラートが発動した際のメッセージを表示する「アラートのメッセージ」の設定などが可能です。

 

 

分析結果の保存

分析結果の保存

 

チャート上で設定したインジケーターの他、トレンドラインなどのチャート分析の結果は見るだけでなく保存することができます。

保存したデーターは、「読み込み」ボタンから簡単に復元することも可能です。

保存する方法ですが、「チャートレイアウトを保存」をクリックすると、簡単に結果を保存することができます。

 

ウォッチリストに通貨ペアが追加できる

 

仮想通貨などの多くの銘柄を取引していると、見たい通貨ペアを探すのに時間がかかります。

TradingViewのウォッチリストに、よく見る通貨ペアを登録しておくとワンクリックでチャートに表示されます。

 

チャートを重ねて表示

 

TradingViewでは、1つのチャートの中で、いくつかのチャートを重ねて表示できるので、簡単に比較や分析を行うことができます。

この機能を使う場合には、チャートの「比較」を開き、「シンボルの追加」をクリックし、表示させたい通貨ペアのティッカーを検索窓に入力します。

 

 

有料プランと無料プランの違い

 

プラン一覧
  • Basicプラン(無料)
  • Proプラン(有料)
  • PRO+プラン(有料)
  • PREMIUMプラン(有料)

TradingViewには、全てが無料で利用できる「Basicプラン」と、「Proプラン」「PRO+プラン」「PREMIUMプラン」と全部で4つの種類が用意されています。

無料プランと有料プランの違いを簡単に説明すると、無料プランの場合は「広告」が表示されますが、有料プランの場合は表示されません。

 

さらに無料プランの場合は、使える機能に制限がありますが、有料プランだと、使える機能が大幅に増えることが特徴です。

無料プランであっても高機能のツールが使えて、簡単なチャートの分析や確認などであれば十分、対応できます。

 

ただし、やはりしっかりと分析したいというのであれば有料プランの導入をおすすめします。

あずきたん
管理人はProプランを利用しています。MT4と同じ様に色々インジケーターを表示したり、アラートを複数設定できれば良いという方はProプランで問題ないです。

有料プランであっても、それぞれのプランごとに使える機能などに違いがありますので、詳しく説明していきます。

 

 

Basicプラン

 

Basicプランの特徴
  • 完全無料
  • ライン系の描画ツールは無制限に利用できる
  • インジケーターは3つまで表示できる
  • アラートは1つのみしか設定できない

 

TradingViewの基本となるプランで利用料金は完全に無料で、TradingViewの基本的なツールを使用することができます。

無料ですが、高機能なチャートツールです。

使える機能としては、チャート機能・アイディアの投稿・描写ツールなどが利用できる為、Basicプランだけでも十分にチャートの分析を行えます。

 

機能制限あり

ただし、使える機能には制限があり、インジケーターは、3つまでで、チャートに表示するのは可能です。

また、描写ツールに関しては、ツールを引くことに制限などはない為、簡単なラインを引くだけであれば、無料プランでも満足することができるでしょう。

 

Proプラン

 

Proプランの特徴
  • タブごとに表示できるチャートが2つまで表示可能に
  • インジケーターは5つまで表示可能に
  • アラートを最大10個まで設定できる
  • カスタマーサポートを受けられる

 

Proプランから、広告が完全に非表示になりますので、それだけでも快適に TradingViewを使えるようになります。

Basicプランでは、タブ毎に表示できるチャート数は1でしたが、Proプラン2、チャート毎のインジケーター表示数は3から5に増加します。

 

また、無料プランでは顧客サポートを受けられませんが、このプランから受けられるようになるのが特徴です。

なお、二画面の画面分割ができるだけでなくアラートも最大10まで設定することができます。

 

利用すると分かりますがアラートが10個設定できるとチャートに張り付く必要がないので本当に便利です。

管理人はこのアラートが10個まで設定できるのがこのProプランの最大の価値かなと思っています。

 

無料プランよりも、もう少し幅広く機能を使いたい・アップグレードする前にお試しとして有料プランを使ってみたいという方にProプランはおすすめです。

 

Proプランの料金

Proプランの料金ですが1ヶ月毎の支払いの場合は、月額14.95ドルです。

1年プランの場合(総額155.4ドル)は、16%割引となり月額12.95ドルで利用することが出来ます。

 

 

Pro+プラン

 

Pro+プランの特徴
  • タブごとに表示できるチャートが4個まで表示可能に
  • インジケーターは10個まで表示可能に
  • アラートを最大30個まで設定できる
  • 最大4画面分割が可能
  • 高速データ更新
  • 時間外取引に対応

 

本格的にチャートツールとしてTradingViewを導入したいと考えているのであれば、「Pro+プラン」の導入がおすすめです。

タブ毎にチャート表示できる数は4、チャート毎に表示できるインジケーター数は10となるだけでなく、アラートも最大で30まで設定が可能になります。

 

さらに、最大で4画面分割や、高速データの更新や、時間外取引にも対応しています。

そのほか、練行足・ポイント&フィギュア・イントラデイ・練行足などのチャートタイプの選択も可能。

 

機能が増えることで、質問したいことも増えてくるかと思いますが、「Pro+プラン」であれば優先的にサポートを受けられますので、早めに疑問を解消できるところも魅力の一つです。

 

Pro+の料金

Pro+プランの料金ですが1ヶ月毎の支払いの場合は、月額29.95ドルです。

1年プランの場合(総額311.4ドル)は、16%割引となり月額25.95ドルで利用することが出来ます。

 

プレミアム

 

プレミアムプランの特徴
  • タブごとに表示できるチャートが10個まで表示可能に
  • インジケーターは25個まで表示可能に
  • 最大8画面分割が可能

 

本格的なチャートツールとして活用する場合、「Pro+プラン」で十分対応することができます。

もし、「Pro+プラン」を利用してみて、さらに幅広い機能を使いたいという場合には、プレミアムプランの導入も検討しましょう。

 

プレミアムプランでは、タブ毎に表示できるチャート数は8、チャート毎に表示できるインジケーター数は最大で25となります。

また、一画面に8つのチャートを表示する必要がある場合には、Pro+プランでは対応していませんので、プレミアムプランにアップグレードする必要があります。

 

プレミアムプランの価格

プレミアムプランの料金は1ヶ月毎の支払いの場合は、月額59.95ドルです。

1年プランの場合(総額599.4ドル)は、16%割引となり月額49.95ドルで利用することが出来ます。

 

FXの情報収拾が出来る

 

FXの取引を行っている人にとって、分析などはもちろん大切ですが、その時起こったイベントや、その国の経済指標などの情報が得られなければ、良い結果を残すことはできません。

TradingViewでは、簡単にFXの情報収拾が出来るようなシステムが組まれています。

 

公式のニュース

 

TradingViewでは、リアルタイムニュースの他に、経済指標イベント・ホットリストなどを表示することができます。

また、将来のイベントだけでなく、過去のイベントが表示でき、過去のイベントから当時の値動きなどを分析することもできます。

公式のニュースがリアルタイムで表示されるだけでなく、経済指標イベントも簡単に表示できますので情報収拾もバッチリです。

 

個人が発信しているニュース(アイデア)

 

TradingViewでは、自分のアイディアやチャートの画面をSNSで発信することができるだけでなく、他の人と情報を共有することができます。

チャートの画面右上の「カメラボタン」をクリックすると、連携した自分のTwitterでアイディアを発信することができ、スマートフォンの場合は、「取引画面」からも発信可能です。

 

 まとめ

 

TradingViewは一般的なインジケーターから個人が作成したちょっと変わり種のインジケーターまで様々なツールが利用できます。

ラインやチャネルも簡単に引けて、チャートにコメントが出来るのでエントリー時のメモもチャートに直接残して後からエントリー理由を振り返る事も可能です!

 

また、アラート機能がとても便利でチャートに張り付く事なく条件が整った時に通知を飛ばす事が出来るので、今までより楽にトレードを行う事が出来るでしょう。

ぜひTradingViewを使ってトレードして見てはいかがでしょうか?