FXトレードで手法がなかなか決まらず、どの戦略を選べばよいか迷っていませんか?
多くのトレーダーが手法を発信していたり、FXの本にも様々なトレード手法が紹介されていますが、実際に使っていると自分には合わず損切りばかり…
この記事では、そんなあなたのためにシンプルで効果的なトレード手法をご紹介します。
この記事はこんな人におすすめです
- これからFXを始める初心者で、どの手法を選ぶべきか分からない方
- 複雑なトレード手法に疲れ、シンプルに勝ちたいと考えている方
- 資金管理やメンタルコントロールを重視し、安定したトレードを目指したい方
ここで提案するシンプル手法は、初心者から上級者まで実践可能で、すぐに効果を感じられるものばかりです。
この記事を読むことで、迷わずシンプルな手法から始められ、トレードを楽しむことができるでしょう。
執筆者:あずきたん
トレードにおける個人裁量は一切省き、徹底したテクニカル分析の過去検証と資金管理で数字からFXを分析。
自作インジケーターの「Azukitan Trend」を作成し、2024/10/23に1億到達。
今まで培ってきたFXの知識や経験を活かし、FXで勝ち続けるためのトレード手法や戦略をブログやX(Twitter)で発信しています!
FX初心者が手法選びで悩むのは、実はとても自然なことなんです。
その理由は主に3つあります。
1つは色々なトレード手法が世に溢れている
2つめが自分に合った手法を見つける難しさ
3つめが失敗体験によるトラウマ
順に解説します。
色々なトレード手法が世に溢れている
今やトレード手法は様々な書籍やネットで紹介されており、人の数だけトレード手法があると言われています。
これだけ手法があると逆に自分がどのようなトレード手法があってるか悩んでしまうのは当たり前です。
FX関連の情報って、ネットを見ればあふれかえっていますよね。これだけ情報があると、どれを信じればいいの?って感じですよね。
自分に合った手法を見つける難しさ
トレーダーの数だけ手法があるって言われるくらい、FXの手法は多種多様。
自分の性格やライフスタイルに合う手法を見つけるのは、まさに針の穴に糸を通すような難しさがあります。
失敗体験によるトラウマ
この手法でやってみたけど、全然儲からなかった…」なんて経験、ありませんか?
失敗体験が積み重なると、新しい手法に挑戦する勇気が出なくなっちゃうんですよね。
例えば、私の知り合いのケース。彼は最初、スキャルピングにハマったものの、すぐに挫折。次にスイングトレードを試すも、長期保有の不安に耐えられず断念。
結局、どの手法も中途半端になってしまい、FXそのものへの興味を失いかけていました。
でも、こんな悩みを抱えているのは彼だけではなく、自分もFX始めたてで試行錯誤してたときは同じ事を思いました。
むしろ、多くのFXトレーダーが通る道なんじゃないですかね?
大切なのは、シンプルな手法から始めること。複雑な手法に手を出す前に、基本をしっかり押さえることが重要なんです。
シンプル手法とは
シンプル手法は、FX初心者の救世主とも言える、とってもシンプルで効果的なトレード方法なんです。
なぜシンプル手法が注目されているのか、その理由を3つ挙げてみましょう。
分かりやすさと実行のしやすさ
シンプル手法の最大の特徴は、その名の通りシンプルであること。
複雑な指標は使わず、基本的なチャートの動きやシンプルなテクニカルの特徴だけで取引できるんです。
「難しいことは苦手…」という人にもピッタリですよね。
心理的な安定性
複雑な手法だと、判断に迷う場面が多くなりがち。
でもシンプル手法なら、エントリーや決済のポイントが明確。これって、メンタル面でもすごく大きいんですよ。
初心者に最適な学習曲線
シンプル手法は、FXの基本を学ぶのに最適。複雑な手法を使う前に、市場の基本的な動きを理解することができるんです。
- 75日移動平均線が上昇傾向 → 買いのシグナル
- 75日移動平均線が下降傾向 → 売りのシグナル
これだけです!複雑な計算も、難しい判断も必要ありません。
シンプル手法の真髄は、「少ない情報で的確な判断を下す」ということ。
- 不要な情報をカット
- 本当に必要な情報だけに集中
- 迷いのない判断が可能に
シンプル手法は、初心者の方が自信を持ってFXを始めるための最高の入り口。
複雑な手法に惑わされず、まずはシンプルに始めてみることをおすすめします。
シンプル手法の基本ルール
シンプル手法の基本ルールについて、詳しく見ていきましょう。
初心者の方でも実践しやすい2つの手法を紹介します。
- トレンドフォロー型の手法
- ブレイクアウト手法
トレンドフォロー型の手法
トレンドフォローはめちゃくちゃシンプル。トレンドに乗っかるだけです。
トレンド確認の仕方は移動平均線を表示してあげてその方向を見るだけ。
移動平均線は2つ用意します。
移動平均線の設定値
- タイプ: SMA
- 期間: 20と75
まず75日の長期移動平均線で大きなトレンドの方向を確認します。
大きなトレンドを確認したら、その後は20日の短期移動平均線でエントリータイミングを図るだけです。
エントリータイミングは短期移動平均線付近
- 20日線が75日線を上に突き抜けたら → 買いのサイン
- 20日線が75日線を下に突き抜けたら → 売りのサイン
例えば、ポンド円のチャートを見てみましょう。6月中旬に20日線が75日線を上抜き。ここで買いエントリー。その後、7月中旬まで上昇トレンドが続いて、結構な利益を出すことができました。
めちゃくちゃシンプルですよね?でもたったこれだけ?と思うかもしれませんが、たったこれだけで良いんです。
レンジ相場では機能しない
この手法の注意点としてレンジ相場では機能しないです。
なので大きな時間足(日足など)で綺麗なトレンドが出てることをしっかりと確認した上で、1時間足で使うのが有効です。
ブレイクアウト手法
ブレイクアウトって聞くと難しそうですが、要は価格が一定のラインを突破すること。
ブレイクアウト手法はライントレードの知識が必要です。サポート・レジスタンスラインを知らなければ下記の記事で解説してます。
この手法、チャートを眺めているだけでも楽しいんですよ。
- まず、過去のチャートで価格が跳ね返されているポイントを見つける
- そこにラインを引く(上のラインがレジスタンス、下のラインがサポート)
- 価格がそのラインを突破したらエントリー
実際のチャート例を見てみましょう。ポンド円の4時間足チャートで、158付近に何度も跳ね返されているポイントがありました。ここにラインを引いておきます。
突破時のエントリーポイントは、ラインを少し超えたところ。
なぜラインを少し超えたところかというと、ここを少し抜けたところでロング注文を入れることにより、ショートしてた人たちの損切りとレンジブレイクを狙ったロング注文が重なり、吹き上げるように上に抜けていくからです。
抜けた後に戻ってきたらそれは偽のブレイク
そうなった場合は諦めて損切りしましょう。
レンジブレイクも100%成功する手法ではないので、取れるところはきっちり取る。取れない時はちゃんと損切りするとルールを作るのが大切です。
自分にあった手法を見つけるのが大切
今回は2つの手法を紹介しましたが、どちらもかなりシンプルで初心者の方でもやりやすいかと思います。
ただ必ず疑問に思うのがこんなシンプルなルールで良いのか?ということ。
結論、シンプルで問題ないです。
シンプルなルールの取引に慣れてきたら、あとは自分がもっと良いと思ったルールを追加していってチューニングしていけばOK。
一番大切なのは自分に合った手法を見つけること。
まずは簡単なルールで取引を始めていき、自分のスタイルを確立していくのが上達への近道です。
このブログでは今回紹介した手法以外にも様々なトレード手法を紹介してるので気になった方は是非見ていってください。
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